UC杯とか(15.03.07)
2015年3月9日 MTG コメント (1) 戦い(UC杯)に備えよーってなわけで,関東の僻地で度々開催されているUC杯こと
MtGスタンダード コモン・アンコモン限定構築大会に行ってきました.
友人と話題に上がっていたのは《アーティファクトの魂込め》+《ティムールの激闘》コンボで
5/5 2段攻撃 トランプル+(飛行or破壊不能)を叩き込んで《爆片破》で〆るデッキでしたが,
友人がそちらで出るようだったのでもう一つのプランを採用.
その名も”タッサの陶酔”
大体は主催者のゆきさんがDiaryNoteに書かれている内容の通りなのだが,蛇足をば.
現環境のシミックカラーには,無限マナコンボがある.複数の捻出マナ増加エンチャント
+土地アンタップ型のマナクリ+《タッサの激憤》である.
そこにFRFから参入したカードである《陶酔》のライブラリー破壊モードを使えば1撃で
相手のデッキと自分のデッキを破壊できる訳である.
メインの勝ち筋は決まった訳だが,ここで問題が一つ発生する.
Q:コンボ完成までどうやって耐えしのぐの?
A:《濃霧/Fog》
幸い,現スタンには《濃霧》の亜種カードが複数共存している.
その中で,汎用性が高くマナコストが低い《拠点防衛》,《カル・シスマの風》を採用した.
ついでに,魂込めや《グルマグのアンコウ》対策に《航海の終わり》も少し採用しておく.
占術1というおまけも嬉しいし,最悪自分の生物を守る用途にも使える.
これにドロー呪文と万が一のための保険として《再供給》を入れてメインは完成.
後は調整で土地の枚数をギリギリまで切り詰めた.
このデッキは当たり前だがエンチャント破壊に非常に弱い.そのため,サイドボードは
《否認/Negate》を4枚つむところから始まった.さらにお守りとして,2枚目の《再供給》と
生物も回収できる《蘇生の旋律》を採用する.
続いて別の勝ち手段を模索しストレージを漁っていたとき2枚のカードが目に止まる.
《タッサの貪り食い》と《速羽根のコカトリス》だ.
貪り食いは星座で2枚ライブラリーを削る事ができる上に,2/6と硬い.大量のエンチャ
を搭載しているデッキの性質上,星座は非常に相性の良い能力だ.
そこに《激浪のキマイラ》を加えてエンチャを出し入れすることで無限マナでなくとも,
陶酔か星座でLO出来るようにしよう,というのがサブプランその1である.
コカトリスは5マナ3/3という基本スペックはお粗末だが,瞬速・飛行・接死の3つを持つ.
まず,UC杯という環境で飛行はフィニッシャーになりうる能力であり,そこに接死と瞬速,
おまけに(7マナだが)怪物化3までついている.キマイラと合わせて飛行戦力で殴り勝つ
のがサブプランその2である.
といった形で組んだデッキであるが,実際の結果はいかの通り.
【Round1】 kirioさん(白単ビート) 1-0-2
Fogで粘るもでっかくなった大量の生物に押しつぶされて負け.流石に分が悪い.
1負け後,サイドプランの星座でグダらせ一応1本はとる.
【Round2】 魂込め+激闘コンボ 2-0-0
航海の終わりとカウンターが機能し相手を阻害している間に,無限マナからの陶酔が
決まって2回とも勝ち.
【Round3】 ジェスカイトークン 0-0-2
火力に焼かれて負け.今のFogは火力を防げないのでカウンター引けないと詰み.
【Round4】 白単ビート 1-1-0
kirioさんと同じデッキタイプの方と当って頭を抱える.
1戦目は1枚目の激憤を払拭の光されたので,手札に2枚来てしまった陶酔のうち1枚を
X=26で撃ちもう一枚の激憤を引きコンボからLOまで完走.
2戦目は,激憤とマナしか無い状況だったので相手の生物を寝かし続けてドロー.
とまあ,(速槍禁止の)UC杯という環境だったからかメインプランとサイドプラン合わせて
4回成功という結果は,結構なLO成功率と言えるのではないかと思う.
まだまだ改良点は多いので次のUC杯にも持ち込んでみようかな?
追記
今更だがニワトリ並の記憶力が露呈したのでちょいちょい修正.
MtGスタンダード コモン・アンコモン限定構築大会に行ってきました.
友人と話題に上がっていたのは《アーティファクトの魂込め》+《ティムールの激闘》コンボで
5/5 2段攻撃 トランプル+(飛行or破壊不能)を叩き込んで《爆片破》で〆るデッキでしたが,
友人がそちらで出るようだったのでもう一つのプランを採用.
その名も”タッサの陶酔”
・デッキ名: タッサの陶酔
7:《森/Forest》
7:《島/Island》
4:《茨森の滝/Thornwood Falls》
1:《開拓地の野営地/Frontier Bivouac》
3:《進化する未開地/Evolving Wilds》
-- 土地 : 22--
4:《キオーラの追随者/Kiora’s Follower 》
2:《旅するサテュロス/Voyaging Satyr》
-- 生物 : 6 --
2:《タッサの激憤/Thassa’s Ire》
3:《航海の終わり/Voyage’s End》
4:《カル・シスマの風/Winds of Qal Sisma》
4:《拠点防衛/Defend of the Hearth》
4:《新緑の安息所/Verdant Haven》
4:《市場の祝祭/Market Festival》
2:《陶酔/Fascination》
3:《解消/Dissolve》
4:《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity》
1:《再供給/Restock》
1:《宝船の巡航/Treasure Cruise》
-- スペル : 32 --
3:《激浪のキマイラ/Riptide Chimera》
3:《タッサの貪り食い/Thassa’s Devourer》
2:《速羽根のコカトリス/Fleetfeather Cockatrice》
4:《否認/Negate》
1:《解消/Dissolve》
1:《再供給/Restock》
1:《蘇生の旋律/Reviving Melody》
-- サイドボード : 15--
大体は主催者のゆきさんがDiaryNoteに書かれている内容の通りなのだが,蛇足をば.
現環境のシミックカラーには,無限マナコンボがある.複数の捻出マナ増加エンチャント
+土地アンタップ型のマナクリ+《タッサの激憤》である.
そこにFRFから参入したカードである《陶酔》のライブラリー破壊モードを使えば1撃で
相手のデッキ
メインの勝ち筋は決まった訳だが,ここで問題が一つ発生する.
Q:コンボ完成までどうやって耐えしのぐの?
A:《濃霧/Fog》
幸い,現スタンには《濃霧》の亜種カードが複数共存している.
その中で,汎用性が高くマナコストが低い《拠点防衛》,《カル・シスマの風》を採用した.
ついでに,魂込めや《グルマグのアンコウ》対策に《航海の終わり》も少し採用しておく.
占術1というおまけも嬉しいし,最悪自分の生物を守る用途にも使える.
これにドロー呪文と万が一のための保険として《再供給》を入れてメインは完成.
後は調整で土地の枚数をギリギリまで切り詰めた.
このデッキは
《否認/Negate》を4枚つむところから始まった.さらにお守りとして,2枚目の《再供給》と
生物も回収できる《蘇生の旋律》を採用する.
続いて別の勝ち手段を模索しストレージを漁っていたとき2枚のカードが目に止まる.
《タッサの貪り食い》と《速羽根のコカトリス》だ.
貪り食いは星座で2枚ライブラリーを削る事ができる上に,2/6と硬い.大量のエンチャ
を搭載しているデッキの性質上,星座は非常に相性の良い能力だ.
そこに《激浪のキマイラ》を加えてエンチャを出し入れすることで無限マナでなくとも,
陶酔か星座でLO出来るようにしよう,というのがサブプランその1である.
コカトリスは5マナ3/3という基本スペックはお粗末だが,瞬速・飛行・接死の3つを持つ.
まず,UC杯という環境で飛行はフィニッシャーになりうる能力であり,そこに接死と瞬速,
おまけに(7マナだが)怪物化3までついている.キマイラと合わせて飛行戦力で殴り勝つ
のがサブプランその2である.
といった形で組んだデッキであるが,実際の結果はいかの通り.
【Round1】 kirioさん(白単ビート) 1-0-2
Fogで粘るもでっかくなった大量の生物に押しつぶされて負け.流石に分が悪い.
1負け後,サイドプランの星座でグダらせ一応1本はとる.
【Round2】 魂込め+激闘コンボ 2-0-0
航海の終わりとカウンターが機能し相手を阻害している間に,無限マナからの陶酔が
決まって2回とも勝ち.
【Round3】 ジェスカイトークン 0-0-2
火力に焼かれて負け.今のFogは火力を防げないのでカウンター引けないと詰み.
【Round4】 白単ビート 1-1-0
kirioさんと同じデッキタイプの方と当って頭を抱える.
1戦目は1枚目の激憤を払拭の光されたので,手札に2枚来てしまった陶酔のうち1枚を
X=26で撃ちもう一枚の激憤を引きコンボからLOまで完走.
2戦目は,激憤とマナしか無い状況だったので相手の生物を寝かし続けてドロー.
とまあ,(速槍禁止の)UC杯という環境だったからかメインプランとサイドプラン合わせて
4回成功という結果は,結構なLO成功率と言えるのではないかと思う.
まだまだ改良点は多いので次のUC杯にも持ち込んでみようかな?
追記
コメント
物凄く印象に残ったデッキでした。
ちなみに、もう一人の白単は俺の嫁さんです。
デッキタイプは「俺:安定型で土地多め」「嫁:土地削って攻め重視」でした。